さて、いよいよTop5となりました。
今回の順位付けなんですが、私が、最後まで手元に残しておきたい時計を思い浮かべての順位付けをしています。生活に困窮していよいよ手放さなくてはならないとしたら、これからのTop5は、最後まで手元に残しておきたい時計たちです。

第5位はロードマーベルの彫文字です。 別称「ハマグリモデル」ですね。

図68

現在、手元には5本の機械があります。

図69

1950年代のセイコーの最高級機種です。

図70

クラシックで端正な面持ちが魅力です。

図71

ひさびさに竜頭を巻いてみました。
すべて動きます。
この機械には秒針規制がないんですね。

図73

規制つきは、この後の別のロードマーベルになります。初期のロードマーベルに規制付ありません。彫文字のロードマーベルの後継者である次期ロードマーベルは、ローコストモデルでした。その時、すでにグランドセイコーが世に出され、ロードマーベルはセイコーの王座を追われていたのですから、無理もありません。

図72

最初期のSマーク付き。
※注意;この文字板はリダンです。

図74

Sマークなしの金張り。

図75

こちらは、Sマークなしの18K無垢です。
重量感はあまりありません。
ケースが薄いのかな?

図76

Sマークなしのシロ(SS)。

図77

同じくシロ(SS)がもう一本。

図78

なんと言ってもこの時計の魅力は12時位置の彫文字。
最初期。

図79

職人芸の粋。
金無垢。

図80

シロ(SS)。

図81

最初期。

図82

金無垢。

図83

シロ(SS)。

図84

18K無垢のケース。

図85

竜頭。

図86

お馴染みのハマグリケース。

図87

このケースの形状に、人は惹かれます。
この時計の人気の部分です。

図88

状態のいい機械は少ないです。
興味のある方は、状態が良ければ即買いをお勧めします。

図89